堀内恒夫氏「内海哲也へ」西武移籍のまな弟子に愛のエール「行ってこい!」

スポーツ報知
2004年度巨人入団会見。内海、西村、平岡、堀内監督、岩舘

 元巨人監督の堀内恒夫氏(スポーツ報知評論家)が21日、自身のブログ「今日もどこかであくたろう」を更新。炭谷銀仁朗捕手のFA移籍の補償として、西武への移籍が決まった内海哲也投手(36)にエールを送った。

 堀内氏が巨人監督だった04年、入団1年目だったのが内海だった。05年までの2年間、なかなか勝てない時期があっても先発として我慢強く起用してもらったことで経験を積み、エースへの階段を上った。「堀内さんが自分を使ってくれなかったら今の自分はありません」と感謝している。

 堀内氏はこの日のブログで「どういう気持ちで巨人に入団してきてくれたのか 背負ってきた背番号26への思い 話さずとも通ずることはある。これも人生 野球人として大事な経験と 前を向いていこうな。」とメッセージを記した。

 さらに「西武のために頑張る それは西武に骨を埋める西武のユニフォームで現役を終える 今はそういう気持ちを持って行かなくちゃな。がんばれよ、内海!応援してるからな、内海!」と温かい言葉で送り出した。

 堀内氏は評論家として、ネット裏から内海の投球を見ることをいつも楽しみにしていた。ブログの最後には「15年間ジャイアンツのために心血を注いでくれて本当にありがとう、内海!よし!行ってこい!」と締めくくった。固い絆で結ばれた師弟関係は、球団が変わっても変わらない。

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