【巨人】マシソン、米国にいる間にチーム大改革 引退移籍の仲間へメッセージ

スポーツ報知
2014年10月3日、優勝トロフィーを手に笑顔を見せた(左から)沢村、内海、山口鉄、マシソン(カメラ・杉山 彰一)

 巨人のスコット・マシソン投手(34)が22日、自身のツイッターを更新。今季限りで引退、移籍となった仲間に対し、英文で惜別のメッセージを表明した。

 「今年でジャイアンツを去る素晴らしいチームメート、仲間。全員の引退後、新しいチームでの生活が最高なものになるよう願っています。皆さんに会えるのを楽しみにしています」

 マシソンは今季34登板で0勝3敗8セーブ、防御率2・97。来日7年間で通算393試合に登板して通算防御率2・36というリリーフの鉄腕は、複数年契約で来季残留が決まっている。

 今年は痛めていた左膝の治療を行うため8月27日に渡米。日本時間8月30日に米イリノイ州シカゴの病院で手術を受けた。「大事な時期にチームを離れてしまい申し訳ない、気持ちでいっぱいです。アメリカからチームメートを応援します。リハビリに全力で取り組み、来春のキャンプに100%の状態で臨みたい」とコメント。その後は日本に戻ることなく、フロリダ州などでリハビリを行ってきた。

 マシソンがアメリカにいる間に、巨人は大きく変わった。高橋由伸監督以下、多くのコーチ陣が退任して原監督が復帰。選手では杉内、西村、山口鉄、脇谷、寺内、辻が現役引退し、マギーとカミネロが退団。戦力外の中井がDeNA、リャオが西武に移籍、橋本到は金銭トレードで楽天に移籍し、内海はFAの補償で西武へ。FAで丸、炭谷が加入し、前オリックスの中島と前マリナーズの岩隈が加入した。阿部が捕手に復帰し、育成選手も含め17選手が背番号変更となった。

 大改革が進むチーム状況を米国で細かくチェックしているというマシソン。来季5年ぶりのリーグ優勝、7年ぶりの日本一の戦力となるため、順調なリハビリを送っているようだ。

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