【巨人】村田ファーム打撃コーチ、ビジネス書で育成 本を読み研究

スポーツ報知
村田コーチ

 巨人の村田修一ファーム打撃コーチ(38)が、自身のコーチング理論を明かした。

 「どういう選手になって、この野球界で生きていこうとしているのか。平均点じゃプロとは言えない。何か突き抜けたものがないと。まずは長所を伸ばす。短所を削るのは後回しでいい」。2月のキャンプ中には個人面談も予定しているといい、各選手と話し合いながら、目指すべき方向を一緒に探っていく。

 伸び悩む選手は目標の立て方に問題があると指摘。「いきなり大目標があっても、なかなか届かないから挫折しがち。小さい目標を上手に立てていかないと。まず1階から2階に行かないと、3階に行けないのと同じ。そういう小さい目標を紙に書かせても面白い。自分の中で整理できるから」とアイデアも明かした。

 これらは現役晩年に読みあさっていたビジネス書からヒントを得た。「たくさん本を読みました。禁煙セラピーの本を読んで禁煙できたし、意外とバカにできない」。経験と知識を融合し、次世代のスターを育てる。(尾形 圭亮)

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