【巨人】大江「ポスト山口鉄」争いに参戦も…今村&西武・内海と自主トレ

スポーツ報知
自主トレに出発した(左から)今村、内海、大江

 巨人の3年目左腕・大江竜聖投手(19)が5日、自主トレ先の鹿児島・奄美大島へ出発した。1軍デビュー、さらなる飛躍へ、西武に移籍した内海と今村とともに約2週間の合同練習を予定。首脳陣は先発だけでなくリリーフの適性にも注目していて、状況によっては吉川光らとの「ポスト山口鉄」争いに参戦する可能性もある。

 「クイックがどうやったら速くなるかとか、聞けることは全部聞きたいです」と同じ左腕の先輩から貪欲に学ぶ覚悟だ。昨季は主に先発としてファームで経験を積んだが、昨年11月からの台湾ウィンターリーグでは7登板(1先発6救援)で防御率1・93。計14回で24奪三振、5ホールドと中継ぎの適性も見せた。

 原監督の構想では、先発の場合は同じ3年目の高田らとの競争。救援の場合は現役引退した山口鉄に代わる左のセットアッパーとして吉川光らと競争になる。大きな可能性を秘めた原石が奄美大島で腕を磨く。

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