【巨人】鍬原、阿部先輩との「中大バッテリー」へスーパークイック習得目指す

スポーツ報知
巨人・鍬原拓也投手

 巨人の鍬原拓也投手(22)が6日、阿部の金言を胸に超速クイック習得を目指す。田口らと行っているハワイでの自主トレは、セットポジションでの投球を課題とし「まずは制球を良くしてから、クイックのスピードを上げていきたい」と話した。

 今季から中大の先輩・阿部が捕手に再挑戦。シーズン後に「スーパークイックができないと受けることは難しい」と言われた。06年には盗塁阻止率4割超えをマークした強肩も首痛の影響もあり、当時の状態に戻すことは難しい。また、昨季は若手投手が走者を背負うと打たれるというパターンが多かった。チームを考えての阿部なりの“喝”だ。

 今季はリリーフで生き残りをかけるため、走者を置いた場面での登板も増える。「オフから取り組んで、キャンプでも重点的に取り組んで、できているなと思われたい」。小学生だった鍬原は、阿部の本塁打を見て野球を始めた。憧れの大先輩と組む夢の元中大バッテリーへ、やる気は十分だ。

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