【巨人】丸、半袖始動296スイング!全試合出場へV奪回&日本一へ「しっかり準備を」

2019年1月11日6時0分  スポーツ報知
  • 初めてジャイアンツ球場で自主トレを行った丸は、ティー打撃を披露して鋭い打球をはじき飛ばした(カメラ・泉 貫太)

 広島から巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(29)が10日、東京・よみうりランド内のG球場での自主トレを報道陣に公開した。外気温4度。練習を行った室内練習場も寒さが残る中、半袖姿でティー打撃、カーブマシン打撃と約60分間ぶっ通しで計296スイング。その後もウェートトレーニングを行い、約3時間半の“熱血始動”となった。また今季の目標には2年ぶりの全試合出場とチームの5年ぶりのリーグ優勝、7年ぶりの日本一を掲げた。

 周囲の誰もが厚手のコートを身にまとう中、丸は寒さを吹き飛ばすかのように「シュッ」と大きな声を上げながら、バットを振り込んだ。FA移籍後、初のG球場での自主トレ。ランニング、キャッチボールを行った後、上着を脱ぎ、半袖姿でティー打撃、カーブマシン打撃を計296スイングこなした。今年初打ちに「動き始めなので徐々にという感じです。まずはしっかりとキャンプでプレー出来る体づくりをしていきたい」。外気温4度の寒さもお構いなしの“熱血始動”だ。

 7種類のティー打撃も披露した。まずはバットを両素手で握り、打つ瞬間に右手1本でバットに当てるティーを17球、今度は左手1本と逆パターンで7球。丸と同様に巨人にFAで加入した小笠原(現中日2軍監督)は素手でのティー打撃をルーチンとし、かつて原監督は坂本勇にバットをしっかりと握る感覚を養うために素手打ちを厳命するなど、強打者たちが取り入れてきた手法。丸もボールを捉える感覚を確かめるように素手打ちから始めた。

 その後はオレンジのラインが入った革手袋をはめて左手1本で9球打つと、今度は逆手で12球、右足を斜めに出して正面で打つティーを8球、通常のティーより1メートルほど下がった距離で16球、通常のティー打撃を11球と7種類、計80スイング。

 さらに新人が後ろでノックを受けている中、カーブマシンでは216スイング。約1時間打ちっ放し、半袖にもかかわらず、最後は汗でビッショリとなった。それでも「もっともっと振り込んでいかないといけないですし、自分は数を振って体に染みこませるタイプ。ここからどんどんやっていけたら」と貪欲だった。

 この日の始動はテレビカメラ6台、約50人の報道陣が見守った。新人合同自主トレ2日目ということもあり、練習前にはルーキーたちとロッカーであいさつを交わし、「僕もある意味新人みたいなものなので、初心に立ち返ってやっていけたら」と気を引き締めた。

 年末年始は家族とともにゆっくり過ごし、初詣で自身はおみくじを引かなかったが「息子が大吉を引いたのでそれでよしです」と笑みを浮かべる場面もあった。

 今季の目標には「こだわりがある」という2年ぶりの「全試合出場」を掲げる。「それを達成した中でいい成績を残すことが僕の中で一番、充実感が出てくるのかな。優勝、日本一に少しでも僕が貢献出来るように、しっかりといい準備をしてシーズンに入っていけたら」。覇権奪回の使者が、ジャイアンツの一員としてのスタートを切った。(後藤 亮太)

 ◆丸の広島時代の自主トレ

 オフの間、広島に拠点を置いて自主トレした。15年には下半身強化のためにテニスに取り組み、テニスコートで自主トレしたが、主にマツダスタジアムや隣接する室内練習場で打撃練習などに励んだ。並行して、金本(前阪神監督)や新井(前広島)が育ったことで有名な広島市内のトレーニングジム「アスリート」に通った。昨年1月のマツダ室内での自主トレ時には「キャリアハイ」を宣言。シーズンで自己最多の39本塁打、97打点をマークした。

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