【巨人】高橋優貴、目指すレジェンド岩瀬…講義胸に刻む

スポーツ報知
講義の合間に笑顔を見せる高橋

 都内での新人研修に参加した巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(21)=八戸学院大=が11日、レジェンド級に息の長い投手を目指すと誓った。

 熱心にペンを走らせた。昨季、現役を引退した元中日・岩瀬仁紀氏(44)が自身の体験を交えて講義を行い「自分が生まれてすぐくらいにプロになった方でも(試合で)緊張すると言っていた。自分も緊張する方。ああいう選手になるために、いい準備をしていきたい」。現役生活20年、NPB史上初の1000試合登板など数々の歴史を塗り替えてきた大投手の言葉をしっかり胸に刻んだ。

 研修では日本ハム・吉田輝星らを目の当たりにし、「オーラがすごい」と驚嘆。しかし、勝負の話になると目の色が変わった。対戦したい新人に中日・根尾、ロッテ・藤原の大阪桐蔭コンビを挙げ「大スターで素晴らしいバッター。だけど年齢的には(自分が)上。プライドを持ってやりたい」。高校での実績は向こうが上でも、自身は北東北大学リーグ最多記録の301三振を奪うなど、最速も152キロまで伸ばして成長した自負がある。楽しみな対戦を実現させるためにも、まずはチーム内での競争に打ち勝つ。(河原崎 功治)

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