【巨人】戸根“ポスト山口鉄”に名乗り!長野先輩抑える「しっかり投げたい」

スポーツ報知
戸根は室内練習場でキャッチボールをする

 巨人の戸根千明投手(26)が13日、G球場で自主トレを行った。母校・日大の先輩で、広島へ移籍した長野への恩返しとして左の中継ぎエースになることを誓った。

 長野から「戸根と対戦するのも楽しみ。お互い頑張ろう」と連絡を受けた左腕は「本当によくしてもらった。長野さんを抑えるのは大変だけど、しっかり投げたい」と闘志。「僕の仕事は左(打者)を抑えること。水野コーチからは『ソフトバンクの嘉弥真のようになれ』と言われました」。昨季67試合に登板し、日本一に貢献した左キラーを引き合いに出され、“ポスト山口鉄”に名乗りを上げた。

 1、2年目こそ40試合以上登板したが、3年目は6試合、昨季はけがの影響で初の1軍登板なしに終わった。「(吉川)光夫さんらも中継ぎ一本を明言した。覚悟を持ってやるしかない」と再起をはかる。

 このオフは日大相撲部出身で、十両まで昇進した森友樹氏(元大翔湖友樹、34)から股関節の重要性を聞いた。練習に四股踏みや水泳を新たに取り入れ、けが防止へ最善を尽くしている。「戦力として加わり、リーグ優勝、日本一になりたい」。帰ってきたMAX148キロの剛腕が、ブルペンから原巨人を支える。(河原崎 功治)

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