【巨人】俊太、フルイニング出場への決意 568試合連続出場中の兄・広島の広輔に続く
スポーツ報知

巨人の田中俊太内野手(25)が16日、兄の広島・田中広輔内野手(29)らと沖縄・恩納村で行っている自主トレを公開した。今季は二塁の座を巡って吉川尚らとの争いとなる。「(フルイニング出場は)出るからにはみんなの目標だと思いますし、選手として出たい気持ちは変わらない。目指すところ」と決意を語った。セの現役では最長の568試合連続フルイニング出場中の兄の背中を追う。
新人の昨季は99試合に出場した。兄とは相模ボーイズ、東海大相模高、東海大まで同じ球歴を歩んでいるが、4歳差のため、一緒のグラウンドで練習するのは小学生の時以来。練習への取り組みはもちろん、練習後に風呂場で温冷交代浴を行ったり、節酒している姿も参考にしている。「(兄は)守備とかも地道なことを数をこなしてコツコツとやっている。基礎を作る上では大事なんだと思う」
3月29日の開幕戦は、兄がいる広島と敵地で激突する。「(シーズンの)スタートでグラウンドに立てるように。そういう強い気持ちでやります」と意気込んだ。(後藤 亮太)