【巨人】2番でも“丸スタイル” 原監督と同じイメージ、フルスイングで初回に2点

スポーツ報知
丸はマシン相手に黙々と打ち込みを行った(カメラ・泉 貫太)

 広島から巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(29)が17日、2番で起用された場合でも、これまでと不変のスタイルで臨むことを明かした。

 原監督が、丸や坂本勇ら強打者を2番に据える構想を持っていることを伝え聞くと「打順どうこうで打ち方を変えるタイプではない。(2番でも)スタイルは変える必要はないかなと」ときっぱり。「走者が一塁の時からしっかり打ってつなげれば、送りバントをするより、より一層得点する可能性は高い」と、どの場面でもフルスイングを貫く決意を示した。

 指揮官は初回無死一塁なら、犠打ではなくヒッティングで「2点を取る」と公言しているが、丸の頭の中にも同じ“絵”が描かれていた。13年に30試合で打率3割4分8厘、15年には18試合で3割3分3厘を記録するなど2番での経験、実績もある。「1番打者の次に打席が多く回ってくるので大事な所」とうなずいた。

 すでに、坂本勇も「もし、やることになったら楽しみな部分もある」と話しているが、2番に誰が 起用されるかは春季キャンプ中の実戦を経て決まっていく。相手にとって、勇人はもちろん、「2番・丸」も恐怖なことは間違いない。

 この日もG球場で自主トレを行い、キャッチボールなどの後、ティー打撃、カーブマシンと合わせて209スイング。「自分の打てる球を待ちながら、厳しい球は我慢する。その場面で一番いい結果を出したい」。昨季39本塁打をマークしたバットマンが、持てる力を存分に発揮していく。(後藤 亮太)

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