【巨人】宮崎ブルペン新設…サブグラウンド含め総工費1億6500万円

スポーツ報知
サンマリンスタジアム宮崎

 宮崎キャンプのメイン球場であるサンマリンスタジアム宮崎に、隣接する屋内型のブルペンが今月下旬、新設されることが17日、分かった。加えて、内野がすっぽりと入る大きさのサブグラウンドも併設される。

 新ブルペンは、球場正面入り口付近の駐車場だったスペースに建設され、宮崎県によると面積は1000平方メートル。6人が同時に投球でき、サブグラウンドを含めた総工費は1億6500万円という。

 これまでは本球場から約2キロ離れた木の花ドームに隣接するブルペンへ、投手陣はマイクロバスを使用して移動していた。本球場で全体のアップを終えて、投球練習のために移動する必要があったが、「バスの出発を待つ間に肩や体が冷える」などの意見も上がっており、球団は宮崎県側にリクエストを出していた。

 昨秋まで使用していたブルペンは投手、捕手の上部のみ屋根が設置されていたが、今回完成するのは完全屋内型で雨風の影響を受ける心配がない。天井からは太陽光も取り込め、側面に開口部を設けたことでファンも見学できる。

 徒歩で移動できる距離のため、ファンが選手と触れ合える機会も増えそう。原監督も「時をあまり使うことなく移動できるのはありがたい。我々にもファンの人たちにも、メディアにも全てがいいと思う。横にサブグラウンドもあって、遠投も含めてできる。我々も楽しみですよ」と歓迎した。

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