【巨人】田原、今季は「いつでも田原」フル活用されることを目指す

スポーツ報知
田原誠次投手が今季「便利屋」になるべく自主トレに励んでいる

 6日から岡山・倉敷市内で自主トレを行っている右腕。18日も午前はグラウンド、午後はジムで精力的に動いた。

 「今まで知らなかったことを知れば、必ず一歩は前進できる」と毎年この時期に必ず1つは新たなことに挑戦しており、今年はピラティスをトレーニングに取り入れた。習得した肩周りのエクササイズは、リリーフ投手としてさらに速く肩を作ることにも生かせるという。

 貪欲な姿勢は、今季にかける思いにつながる。「チームに必要とされたいんです」。目指しているのは「まさしく便利屋」と言われる投手。「2点差で勝っていても、5点差で負けていても、1点差ゲームでも、ロングリリーフでも、ワンポイントでも、どこでも使ってもらえる、幅の広い投手になりたい。『いつでも田原』と信頼されるようになる」と話した。

 田原はプロ1年目から3年連続リーグ優勝を経験し、ルーキーイヤーには日本一を味わった。「日本一を知らない選手がチームにはいる。日本一になってこそ、チームはさらに一丸となって戦えると思うし、絶対今年は日本一になりたい」常勝チーム復活へ、田原はその1ピースになるべく、トレーニングを続ける。(柳田 寧子)

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