【巨人】高橋優貴、決め球スクリュー解禁 ブルペンで40球

スポーツ報知
ブルペンで捕手を座らせて投球練習を行った高橋

 巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(21)=八戸学院大=が21日、“実戦モード”に突入した。春季キャンプの振り分けが発表され、1軍スタートが決定。「2月から、もう勝負。小学生の頃から考えると夢のような話だけど(1軍選手と)同じ舞台に立てるのは光栄。新人で実力はないので先輩たちについていきたい」と意気込んだ。

 この日は、G球場での新人合同自主トレ第4クール初日。室内練習場のブルペンで捕手を立たせ、武器のスクリューをはじめ、スライダー、カーブなどの変化球を初めて交え30球。その後、捕手を座らせ、直球のみ10球を投じた。「7、8割くらいの力でした。段階を踏んで少しずつ上げていきたい」と振り返った。

 全力投球ではなかったが、ボールを受けた河原ブルペン捕手は「完成度が高い。さすが即戦力ドラフト1位の投手。変化球も真っすぐも構えたところにキレのあるボールがきていた」と絶賛し、「キャッチボールをしていた感じを見ると、吉川光さんに近い。ゆったりしたフォームから鋭い球がくる」と目を丸くした。高橋は「もっと練習したい。でも焦らず自分にブレーキをかけてやるべきことをやっていきたい」と慎重に調整していくつもりだ。(小林 圭太)

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