【巨人】小林、サバイバルキャンプ「3か条」ライバルたちに負けない心構え

スポーツ報知
ジャイアンツ球場で自主トレを行い、キャッチボールする小林(カメラ・相川 和寛)

 巨人の小林誠司捕手(29)が24日、1軍スタートが決まった宮崎春季キャンプに向けて「3か条」を掲げた。同じく1軍スタートで4年ぶりに捕手復帰する阿部、新加入した炭谷に加え、2軍の宇佐見、岸田、大城らの若手と競い合う。3つの心構えを持って、キャンプインする。

 〈1〉全投手の把握 ドラフト1位・高橋をはじめ、若手投手も全員把握するべく、ブルペンで「全員のボールを受けて、それぞれ話し合ってみたい」と意欲。投手次第だが、2月1日からブルペン入りする投手がいるなら受ける姿勢を見せている。さらに「機会があればご飯に行ったりも」と、コミュニケーションを積極的に取っていく。

 〈2〉新ライバル・炭谷から学ぶ 小林もそうだが、炭谷もWBC出場&ゴールデン・グラブ賞の受賞経験があり、実績は十分。捕手の考え方、価値観は多種多様だ。「聞いたり見たり、勉強していきたい」。ライバルだろうが良いところは吸収する考えだ。

 〈3〉紅白戦に名乗り 2月3日に行われる紅白戦は、若手中心となることが予想され、今年30歳を迎える小林の出場は不透明。だが、「出られるなら出てしっかりアピールしたい」と今季、激しい捕手争いをする上でのチャンスは1つも逃さないつもりだ。

 この日は今年初めてG球場を訪れ、室内練習場でキャッチボールなどを行い、「1試合1試合、出たい。小さな積み重ね。今日は出たくない、という日はない」。炭谷と同じく全試合フル出場も視野に入れ、ライバルたちに負けない猛アピールを目指す。(小林 圭太)

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