【巨人】田口“丸先生”から授業 昨季被打率3割超、もう左打者は怖くない

スポーツ報知
笑顔を見せる田口麗斗

 巨人の田口麗斗投手(23)が25日、“丸先生”による青空教室を受講した。寒風が吹く、午前10時20分のG球場。田口が丸に話し掛け、“授業”が始まった。「内容? それは秘密です」と具体的な秘策は明かさなかったが、約5分間“受講”。「(丸さんは)これまで強力打線を引っ張ってきた。そういう打線はどういう意識で試合に入っているのか。それが分かればこっちも準備ができるし、対策も出てくる」。それに対し丸も「聞かれたら去年の印象とかは伝えます」とうなずいた。

 田口は昨季、対広島戦3試合0勝3敗、防御率6・60。中でも丸には5打数2安打1本塁打2四球と苦しめられた。さらに右より左打者に高い被打率3割3分6厘をマークされていただけに「学ぶところはたくさんありますね」と左の強打者から学習していた。

 この日はブルペンで変化球も交え、ワインドアップとクイックモーションで捕手・田中貴を座らせて59球を投げた。39本塁打を放ち2年連続セ・リーグMVPを獲得した“丸先生”の授業をマスターすれば、もう左打者は怖くない。(小林 圭太)

巨人

×