【巨人】今村、キャンプ投手キャプテン就任で決意「若手が底上げしないと」
スポーツ報知

巨人の今村信貴投手(24)が27日、春季キャンプで投手キャプテンを務めることが決まり決意を示した。
宮本投手総合コーチが、キャンプ中の投手キャプテンについて「智之に一任する」とエースの菅野智之投手(29)に選定を託し、菅野から今村が指名された。
昨年はプロ初完封勝利を挙げ、13登板で6勝2敗、防御率3・86。シーズン終盤は菅野、メルセデスと先発ローテの中心的存在として活躍し、ヤクルトとのクライマックスシリーズ第1ステージ初戦の先発も任されるなど、7年目でキャリアハイのシーズンだった。
今季は自身初の2ケタ勝利を目指している。そんな中で菅野から期待を込めて大役に指名された。「菅野さんからは『責任を持って頑張れ』と言ってもらいました。若手が底上げしないと優勝は見えてこないと思う。キャプテンの経験は秋季キャンプで1回やったことがあるくらいだと思います。先輩選手のほうが多いですが、気負うことなく、僕たち若い選手がコミュニケーションを取っていきたいです」と引き締めた。
これまで同様に大黒柱の菅野は言動、背中でチームを引っ張っていく。その上で3月で25歳になる今村もリーダーという立場で自覚が増す。若手、中堅、ベテラン全員が融合して悲願の日本一奪回に挑戦する。