【巨人】阿部慎之助、ブルペンをジャック「時間があったから受けようと思った」

スポーツ報知
投球する鍬原(左)を間近からチェックする阿部

 4年ぶりに捕手復帰した巨人の阿部慎之助捕手(39)が28日、宮崎合同自主トレのブルペンをジャックした。中大の後輩である鍬原にはプレートの立ち位置変更を提案し、自ら打席に立って球筋もチェック。山口、野上がブルペン入りした際には座って投球を受け、変化球の軌道やイメージの描き方を助言した。「時間があったから受けようと思った。話し合い? 4年のブランクがあるからね」と充実した表情だった。

 大御所が帰ってきたブルペンは活気に満ち、緊張感があった。鍬原は「初日から目をかけてもらってうれしいし、それに応えたい」と背筋を伸ばした。当初の予定より30球以上も多く投げ込んだ山口は「阿部さんが(捕手に)入ったら気持ち良くなっちゃいました」と笑い、「まさか今日受けてもらえるとは。レベルアップできると思う」と感謝していた。

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