【巨人】ビヤヌエバ、初練習でゲレーロと意気投合 メジャーの打撃に若手騒然
スポーツ報知

巨人の新外国人、クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)が29日、ジャイアンツ球場の室内練習場で来日後初練習を行った。
前日28日に約12時間のロングフライトで来日後、そのまま入団会見に臨むというハードスケジュールにも疲れた様子を見せず、他の外国人選手と午前中から体を動かした。
この日、アップから行動をともにしたのは、来日3年目のゲレーロ。ビヤヌエバはメキシコ出身で、キューバ出身のゲレーロとスペイン語で会話し、メニューの合間に談笑するなど意気投合。練習の流れを聞きながらキャッチボール、ノック、マシン打撃などを行った。
昨年パドレスで20本塁打した期待の右の大砲。前年メジャーで20本塁打以上の選手は球団史上初めてだ。打撃練習が始まると、同じ場所で自主トレを行っていた若手選手は「あれがビヤヌエバですか?」「バリバリの大リーガーですよね」「思ったより体は大きくないんですね」などと騒然となり、手を止めて注目。多くの視線を集める中、豪快なスイングを披露した。
ただ、ビヤヌエバ自身は「マシン打撃をやったのは初めてです。難しかったですね」と苦笑い。アメリカでは打撃マシンを使う習慣がないため、タイミングを取るのに苦労していたが、時差ぼけも残る中、オフの順調な調整ぶりを証明するには十分な動きだった。