【巨人】高田&大江コンビが飛躍へ阿部&炭谷から金言授かる「めちゃくちゃ貴重な時間」

スポーツ報知
ブルペンで投手陣の球を受ける炭谷(右)(打者は亀井、右から2人目は阿部)

 巨人の高田萌生投手(20)と大江竜聖投手(20)が29日、宮崎合同自主トレ2日目にそれぞれブルペン入りし、貴重な金言を授かった。大江は4年ぶりに捕手復帰した阿部と初の“20歳差バッテリー”を形成。立ち投げで33球を投げたが「座ってもらっていいのか…」と自分から切り出せず、初々しさを見せる場面もあった。

 それでも34球目から座ってもらい、力強いボールを投げ込んだ。阿部からは投球後に「真っすぐと(2種の)変化球、3球種に限って磨け」との金言を授かった。大江も「キャンプでやっていけたら。めちゃくちゃ貴重な時間になりましたし、とても良い経験をさせてもらった」と前を向いた。

 隣で投げ込んだ高田は新加入の炭谷と初めてコンビを組み、立ち、座りと合わせて50球。西武で2度ゴールデン・グラブ賞を受賞するなど経験豊富な炭谷は、高田の昨年のイースタンなどの登板を映像でチェックした中で「きっちりと投げようとしていた」との印象を受けていた。その上で高田は「変化球の使い方だったり、状況によって『ここは真ん中でいい』とかそういう事を少しずつ考えていけば楽にピッチングができるようになると言ってもらいました」と具体的な助言をもらったことを明かした。今季飛躍が期待される「ホウセイ・リュウセイ」コンビにとって、実りの多い一日となった。(後藤 亮太)

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