【巨人】KKコンビ再び 平成9年キャンププレーバック

スポーツ報知
平成9年2月17日付の紙面

 大坂なおみが世界のトップに立ち、大相撲では玉鷲が初優勝。と思えば芸能界には「嵐」が吹き荒れる。もう何が起こっても不思議じゃない今日この頃。いよいよプロ野球のキャンプもスタートです。スポーツ報知が誇る各チームの担当記者が今季のイチ推し男を紹介。平成キャンプの名場面とともにお送りします。

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 「KK伝説」の第2幕がスタートした。1997年2月1日。西武からFA移籍してきた清原和博が宮崎の巨人キャンプに登場した。

 スタンドはもちろん、首脳陣、ナインの視線を一身に浴びての巨人初フリー打撃。「気持ちを抑えようとしたんやけど、かなり興奮してしまった」と、序盤から力感あふれるスイングを披露した。69スイングでサク越えは24本。これには長嶋監督も「出来すぎ。少しペースを落とした方がいいかも」と心配するほどの仕上がりぶりだった。

 右ひじ手術からの復活を目指していた桑田真澄は「清原と一緒にやることで、マウンドの感覚を早く思い出すことができると思う」と再び同じユニホームを着る喜びを語っていた。

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