【巨人】上原、ブルペンは「体と相談して」１１年ぶり古巣キャンプ意欲

　巨人の上原浩治投手（４３）が２軍選手とともにキャンプ地・宮崎入りした。昨年は３月に復帰。０８年以来１１年ぶりとなる古巣のキャンプに「全体の流れを知らないことにはどうしようもない。僕がいた頃と動きも違うと思う。早く覚えたい」と語った。

　久々の宮崎で楽しみなことを問われた右腕は「料理もおいしい。これまで会っていた人とまた再会できるのはうれしいです」と回答。「でも、野球をしに行くのでね」と頭の中は野球のことで占められている。

　昨年は「勝利の方程式」の一角を期待されながら、３６試合０勝５敗、防御率３・６３。２軍落ちも経験したが、今年は背番号「１９」で再起を誓う。昨年１０月に手術を受けた左膝の状態についても「合同自主トレもフルメニューをこなしたし、感じは悪くない。ブルペンも体と相談しながら入ります」と順調な回復ぶりをアピール。１３日からの沖縄１軍キャンプ合流を目指し、状態を上げていく。