【巨人】阿部が田口に“スパルタ指導” 「楽はさせねーぞ!」に左腕も「ありがたいです」
スポーツ報知
巨人の阿部慎之助捕手(39)が、キャンプ初日のブルペンで田口に“スパルタ指導”を展開した。
今年から4年ぶりに捕手復帰した19年目のベテランは、おなじみのフルフェースマスクをかぶってブルペンに登場。山口、メルセデス、大江の投球を受け、最後に田口とバッテリーを組んだ。
「(ボールが)思いっきり真ん中に入ってんじゃねーか!」「楽はさせねーぞ!」などと厳しく喝を入れ、田口の「ラスト行きます!」には「俺が『よし』と思ったら終わりな」と即答。なかなか納得のいくボールが来ず、「おいおい、明日になっちゃうよ?」と尻をたたき、終わってみれば95球の熱投となった。田口は「1球1球、勉強になりました。厳しくしてくれる先輩がいるのはありがたいです」と頭を下げた。
練習前に訪れた青島神社では、絵馬に「元」と記した。「元に戻る、ということ。キャッチャー元年だから」。捕手として過ごす久々のキャンプは、初日から熱がこもっていた。