【巨人】ドラ1高橋優貴“バースデーブルペン”でアピール30球

スポーツ報知
22歳の誕生日を迎えた高橋はケーキを前に笑顔を見せる

 ドラフト1位・高橋優貴投手=八戸学院大=が22歳の誕生日を迎え、キャンプ初日に“バースデーブルペン”で30球。これまでのフォームや重心を確認する投げ方から一転し、投球後に足を振り上げる豪快なフォームで投げ込みアピール。

 自己を解き放った。強いボールでミットを慣らした。「まだ腕が振り切れてないので、もっと練習していかないと」。練習前に参拝で訪れた青島神社では絵馬に「初勝利」と記入。「22歳の生活、プロ生活のスタート。初勝利がないと1軍に上がることもそうだし、チームに貢献することもできない」と目標の新人王へ、まずは1勝をつかみにいく。

 宮本コーチからは鬼ノックの“誕生日プレゼント”を受けた。捕球ミスが続き、「3連続捕球」の指令が下され、際どい打球が打ち込まれた。右に左に大きく揺さぶられるも「周りが明るい雰囲気だったので楽しくできました」と汗を拭った。「まずは必死にがむしゃらに、勝負する1年にしたい」。22歳を迎えたルーキーが、徐々にギアを上げていく。(河原崎 功治)

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