【巨人】岡本和真、初日から全開135メートル弾「追い込んでやっていきたい」

スポーツ報知
打撃練習をする岡本和真

 岡本和真内野手(22)は初日からアクセル全開だ。右翼から左翼へと7メートルの風がなびこうとも、フルスイングでスタンドへ叩き込んだ。午後に行われたフリー打撃では、128スイングし、左中間中段へ飛び込む最長135メートル弾を含む7発のサク越えを披露した。

 「まだまだ初日ですし、状態がいい、悪いとかではない。今はただしっかり量を振り込む。僕は調整という立場じゃないので、もっと振り込んで、追い込んでやっていきたい」。途中、前監督の高橋由伸氏(スポーツ報知評論家)が視察に訪れ、久しぶりに会話を交わし、「今年も気を引き締めて頑張れよ」とエールを送られた。

 午前はランニング、キャッチボールを消化後、各ポジションを回りながらノックを受けた。岡本は遊撃の守備位置に就くと、元木内野守備兼打撃コーチから、「楽すんなよ! 諦めるのが早いわ!」など“愛”のこもった怒号を浴びながら左右に揺さぶられ、泥だらけに。最後は地面に倒れ込んだ。それでも「もっと練習はやらないといけない立場。もっと振って、受けて、しっかりやっていきたい」と岡本。謙虚に地道に、練習に励む。(小林 圭太)

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