【巨人】山口俊＆野上亮磨、同学年コンビがブルペンで熱投合戦

　巨人の山口俊投手（３１）と野上亮磨投手（３１）の同学年コンビが２日、ブルペンで熱投合戦を繰り広げた。

　両者とも投げ込みの量をこなすことでフォーム修正し、理想型へと固めていくタイプだ。初日に続いてブルペンに入りし、並んだ状態でほぼ同時に投球開始した。山口はちょうど２００球。「１００％ほどではないけれど、手応えはあります。三浦さん（ＤｅＮＡ投手コーチ）が投げて体をつくる投手だった。今になって、その意味がわかってきました」とうなずき「球数を競っているわけじゃないので、実戦に生かせるようにしたい」と汗を拭った。

　野上は、山口がマウンドを降りた後、１７６球目を投げ込んでフィニッシュ。「今日は俊が悪いです。隣でずっと投げていたので、あいつより先に終わったらダメ。乗せられて、いい投球ができました」と笑った。１時間半にも及ぶ“バトル”。２人の投球を立ちっぱなしで見届けた宮本投手コーチは「投げて、投げて自分の体をつくる投手。彼らの肩より、俺の足のほうが張ってるよ」と、冗談めかしつつも満足げだった。