【巨人】上原の1軍昇格はオープン戦の結果次第

スポーツ報知
上原浩治

 上原がチーム合流後に初めてブルペンで捕手を座らせて投げ込んだ。自身は開幕に合わせて調整中。だが原監督は「ある程度結果を残さないと。昨年の数字は特別に優れたというものではない。厳しさは彼が一番知っている。自分に対しても、厳しく接するでしょう」と、開幕メンバーへは結果を求めた。

 宮本投手総合コーチは「投内、けん制、クイック…まだやることはたくさんある。(キャンプ中に)上(1軍)に合流というのは全く考えていない」とした。順調ならば3月から実戦に加わる。オープン戦は全選手を平等にサバイバルにかけることになるため、限られたオープン戦登板で、首脳陣を納得させる結果を残すことが求められる。ハードルは決して低くはない。

 昨季は巨人復帰が決まった3月から急ピッチでの調整となった。だが、今季はキャンプ初日から2軍で別メニューを行うわけでもなく、ノックやランニングなど他の選手と同じメニューを問題なくこなしている。他の若手選手ともコミュニケーションもとり、生き生きと野球に取り組んでいる。徐々に段階を上げ、背番号「19」は必ず1軍に帰ってくるだろう。(投手担当・玉寄 穂波)

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