【巨人】高田萌生、全てセットポジションで101球熱投「数をこなしていきたい」

スポーツ報知
高田萌生

 巨人の高田萌生(たかた・ほうせい)投手(20)が、ブルペンで全てセットポジションでの投げ込みを実行した。前日の1軍VS2軍の紅白戦で、1軍の2番手で登板。走者を背負ったセットポジションでの制球が乱れ、石川に3ランを浴びるなど2回5失点を喫した。

 課題を克服しようと、前夜のうちに投げ込みを決心し、ブルペンで101球の熱投。途中まで阿部とバッテリーを組み約60球を受けてもらった。外と内のコースを変化球を交えて投げ分け「途中まではいい感覚で投げることができたので、数をこなしていきたい」と手応えはつかんだようだ。

 ブルペンでは、宮本投手総合コーチがストップウォッチを持ち、クイックの時間も測定した。同コーチは「打たれ強い投手になってほしいと思っている。走者を出しても抑えてほしいからクイックはポイントになる」と話した。

 次回の紅白戦は10、11日の予定。高田の登板も予定されている。「こういうものを続けて成長していきたい」。課題を一つずつ克服し、次戦は必ず成長した姿を見せるつもりだ。(玉寄 穂波)

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