【巨人】原監督の考える野球 1ボール開始の実戦形式「投手不利な状態から」

スポーツ報知
シート打撃を見つめる原辰徳監督(カメラ・橋口 真)

 巨人の原辰徳監督(60)が5日、1軍で行われた実戦形式の1か所打撃を、カウント1ボールという設定にして実施した。

 投手不利な状況にあえてすることで、投手、打者それぞれに考えさせることが目的。前回3日の紅白戦に続いて投手側から球種のサインを捕手に出し、投手からすれば、初球がボールになれば2ボールとなるという状況で、打者も狙い球を考えて打撃した。

 昨秋のキャンプから、原監督は随所に考える野球をやる工夫をメニューに組み込んでいる。この日の1ボール開始については「1ボールという投手が非常に不利な状態から始まって、投手がどういう投球をするのかというのも興味があった。打者もどういう狙い球を絞ってどういう思い切りのいい打撃をするのかなというところで、それぞれにそういうもが見えた」と振り返っていた。

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