【巨人】岡本和真“鍬原先輩”から安打「絶対に打ってやろうと思っていた」

スポーツ報知
300メートルトラックを走る岡本(左)と和田

 巨人の岡本和真内野手(22)が視察に訪れた侍ジャパン・稲葉監督の前で貫禄の安打を放った。四球、三振で迎えた3打席目。奈良・橿原磯城(かしはらしき)シニアの1学年先輩の鍬原から左前打を放った。「鍬原さんからは絶対に打ってやろうと思っていた。四球も選べましたし、(安打を)打ててよかったです」と振り返った。

 昨年11月の日米野球では初めて侍ジャパンに選出され、08年秋の「侍ジャパン」発足以降では最年少となる22歳4か月で4番も務めた東京五輪の正三塁手候補。3月9、10日のメキシコ戦(京セラD)でもメンバー入りが有力視されるが、稲葉監督の視察にも「意識はしなかったです。まずはチームでレギュラーを取って、開幕スタメンで出られるように」と気を引き締めた。

 連日のように他の若手選手とバットを振り込み、ノックを受けるなど、第1クールの5日間はみっちり猛練習をこなした。それでも「キャンプは長いので、もっと頑張りたいですね」。チームの4番としてユニホーム姿には貫禄すら漂うが、まだまだ岡本は成長していくはずだ。(後藤 亮太)

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