【巨人】ドラ1高橋優貴、子供に夢与える「小さい子にはサインを」
スポーツ報知

巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(22)=八戸学院大=が宮崎キャンプ初の休養日となる6日、宮崎市内の「道の駅フェニックス」で半日駅長を務めた。地元小学生15人と触れあい、子どもに夢を与えられるプロ野球選手になることを決意した。
幼少期の思い出がよみがえった。「小さい頃、近くで(プロ野球選手を)見られたり、サインをもらえたりすることがすごくうれしくて。そういう部分もあって、プロ野球選手になりたいという夢を持ってくれる。できるだけ小さい子には、サインをしてあげたいです」
この日は花壇への花植えなどで約1時間の交流。最後は売店に立ち、ソフトクリーム作りに初挑戦した。「何味にしますか?」と注文を聞き、マシンの前に立つも「結構難しいですね…」とうずをきれいに巻けず苦戦。思わず苦笑いを浮かべた。「弟もいますし、小さい子を相手するのは好き。ふれあえてリラックスできました」と笑顔を見せた。
ドラフト指名後は、時間の許す限りファンの持つ色紙にペンを走らせ、写真撮影に応じてきた。「みんな自分のために長い時間、待ってくれている。それを無視したりはできませんよ」と、感謝の姿勢はキャンプ地に入っても変わらない。
初の実戦形式となった5日のシート打撃では岡本、阿部、陽から三振を奪うなど、打者7人に対し1安打1四球3奪三振で猛アピール。10日の紅白戦ではプロ入り後、初実戦のマウンドに立つ予定だ。「まず1軍に残れるように必死にやりたい。もっともっと高みを目指して結果にこだわる。競争に勝てればいいなと思います」と左腕。まずは沖縄行きの切符を確実なものにする。(河原崎 功治)