【巨人】長嶋茂雄終身名誉監督が手紙でエール…過去のキャンプ視察プレーバック
スポーツ報知
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(82)が原巨人に愛情あふれるエールを送った。山口寿一オーナー(61)が9日、宮崎キャンプを訪問。1軍全体練習開始前、ナインに訓示を行った中で、ミスターから預かったメッセージを代読した。「今年は新たな巨人軍になると思う。おおいに頑張りましょう」。世代交代の過渡期にあって、生まれ変わろうとするチームの背中を押す言葉に、ジャイアンツが一つになった。
◆ミスターのキャンプ視察
▼2008年 プロ2年目の坂本勇の打撃をチェック後、肩と胸をタッチ。坂本勇はこの年、正遊撃手に定着。オフには背番号が61から6に変更と、飛躍の年に。
▼10年 ルーキーだった長野のユニホームの番号「7」をタッチ。「自分の打つポイントを持っているね」と絶賛すると、この年、新人王を獲得。
▼14年 初めて臨時コーチを務めた松井秀喜氏と“国民栄誉賞師弟コンビ”で井端に打撃指導。
▼15年 阿部に対し、マンツーマンで熱血打撃指導。2軍スタートのルーキー岡本を「将来的に巨人の主軸を担えるだけの資質がある」と絶賛。
▼16年 坂本勇の右太ももを左手で10回たたきながら打撃指導。坂本勇はこの年、初の首位打者を獲得した。
▼17年 ブルペンで投手陣を激励した際、大竹の投球時に打席に立ち「いいよ、いいよ!」と声を張り上げた。
▼18年 巨人が宮崎でキャンプを張って60周年。選手とともに「勝つ」を連呼し、チームに活気を注入。