【巨人】ドラ1高橋優貴、3回1失点 2回先頭四球からプロ初失点もローテ一歩前進

スポーツ報知
紅白戦 帽子を飛ばし力投する紅組先発の高橋優貴

◆巨人紅白戦(10日・サンマリン宮崎)

 巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(22)=八戸学院大=が10日、チーム初実戦となる紅白戦の紅組に先発で出場。3回を2安打2四球で1失点にまとめた。「調子がいいわけではなかったけど、まだまだ実力不足だなと」と振り返った。

 初回は5日のシート打撃で安打を許した坂本勇に、左前打を献上。「日本を代表するバッターを抑えないといけない」と気を引き締め、続く3回の対戦では自慢の直球で三ゴロに仕留めた。

 唯一崩れたのは2回だ。2点を先制し、直後の先頭ゲレーロに四球を与えた。続く和田には中前打を浴び、犠打で一死二、三塁。炭谷に犠牲フライを許し“プロ初失点”を喫した。「点を取ってもらった直後の先頭に、四球を与えるのは投手として一番ダメ」と猛省。だが、3回は陽、坂本勇、岡本を3者凡退に打ち取った。

 この日はストライク先行で早めに追い込むも、決め球が決まらず苦戦。持ち味である三振を奪うことはできなかったが、「前回(5日のシート打撃)よりは直球もまとまっていた。(追い込んでからは)振らせたいと思った」と三振にこだわる姿勢を貫いた。

 先発ローテを争う同じ左腕の今村が白組で先発するも、3回を7安打6失点。生き残りをかけたサバイバルで、一歩リードした形となった。

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