【巨人】中島宏之「5番・一塁」らしく逆方向「粘りました」

スポーツ報知
3回1死一、二塁、右中間への2点二塁打を放った中島宏之

◆紅白戦 白組6―10紅組(10日・サンマリン宮崎)

 今キャンプ12球団最多となる4万人の観衆が集結する中、巨人の新戦力が初実戦の紅白戦で実力を見せつけた。広島からFA移籍した丸佳浩外野手(29)は適時打2本で2打点の鮮烈デビュー。新外国人のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)も2打数1安打2打点と好発進した。オリックスから移籍の中島宏之内野手(36)は2点二塁打で勝負強さをアピール。ドラフト1位左腕の高橋優貴投手(22)も先発で3回1失点と好投し、13日からの那覇2次キャンプへの切符を確実にした。

 “らしい”打撃を披露した。中島は紅組の「5番・一塁」で先発出場。2点リードの3回1死一、二塁で、今村の8球目、137キロの速球を捉えた。得意とする逆方向への右中間2点二塁打。「打点を挙げたかったので粘りました」と喜んだ。

 痛みに耐えながらの一打だった。4球目、7球目で右足付近に自打球が当たった。二塁に到達するまで、顔をゆがめながら全力で走った。次の打者・山本へ1球が投じられると、大事を取って代走が告げられた。キャンプ初日から腰の張りを訴え別メニューも、第2クール初日から全体練習に復帰。11日の紅白戦も「5番・一塁」で先発予定だ。

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