【巨人】亀井、2戦連続のマルチ「イメージ通りにはできています」

スポーツ報知
3回無死、中前打を放つ亀井善行(カメラ・泉 貫太)

◆巨人紅白戦 紅組4―1白組(11日・サンマリン宮崎)

 巨人の坂本勇人内野手(30)、ベテランの亀井善行外野手(36)はそれぞれ2試合連続の猛打賞、マルチ安打で存在感を放った。

 亀井の強烈なライナーが左翼線を襲った。初回1死、フルカウントの6球目。田口のスライダーを完璧に捉えて二塁打とすると、続く坂本勇の中前打で先制のホームを踏んだ。「たまたまですよ。イメージ通りにはできています」と充実した表情で汗をぬぐった。

 3回にも中前打を放ち、10日の紅白戦から2戦連続マルチ安打。宮崎キャンプでは新加入の丸とフリー打撃で同組になることが多く、「丸に乱されて、ちょっと振りすぎたかな」と笑顔を見せた。

 昨季は123試合に出場し、09年以来9年ぶりに規定打席に到達。13発、49打点をマークした一方で、打率は2割5分4厘ともの足りず。今季はさらなる打撃向上に向け、練習に取り組んでいる。「沖縄に行ったら暖かくなるし、練習量を増やしたい。今の状態をなじませられれば」。し烈な外野争いを勝ち抜くべく、自らを奮い立たせバットを振り続ける。

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