【巨人】岡本、原監督を驚かせた中堅への長打力…那覇のファンから大歓声

スポーツ報知
打撃練習をする岡本和真(カメラ・相川 和寛)

 巨人の岡本和真内野手(22)が13日、沖縄・那覇キャンプ初日から豪快な打撃を披露し、地元のファンを沸かせた。

 メイン球場のセルラースタジアム那覇で行われたフリー打撃。場内アナウンスから「背番号25、先日の紅白戦でセンターバックスクリーンに打ち込むホームランで存在感を見せつけた22歳、岡本和真選手です」と紹介されて打席に入った。

 序盤は大振りせず、左中間と右中間方向に強烈なライナーを連発。徐々にスイングの強度を上げると、途中で3連続サク越えを放つなど、47スイングで計9本のサク越えを放った。

 9本の豪快な本塁打の内訳は左越え2、左中間3、センターバックスクリーン2、右中間2。両翼100メートル、中堅122メートルの球場で打撃投手の球を広角に打ち分け、センターバックスクリーンへ飛び込むアーチはスイングの迫力、打球音、打球スピード、全てが圧巻で、那覇のファンから大歓声がおくられた。

 10日の紅白戦(宮崎)でセンターバックスクリーンへ豪快な本塁打を放ち、原監督に「この時期にあそこの場所に放り込むというのは、同じ昔の打者・原辰徳としてもすごい」と絶賛された若き主砲。昨年の打率3割9厘、33本塁打、100打点からさらなる高みへ順調に進化を続けている。

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