【巨人】クック「8時半の男」へ好スタート 守護神候補フリー打撃初登板

スポーツ報知
フリー打撃に初登板し、サムアップポーズをするクック(カメラ・池内 雅彦)

 巨人の新外国人、ライアン・クック投手(31)が16日、沖縄・那覇キャンプで来日後、初めてフリー打撃に登板した。

 吉川大、田中俊を相手に計26球を投げて安打性2、空振り2。球種を予告しながら速球、スライダー、チェンジアップなど変化球も混ぜて投球した。

 メジャーでオールスター選出の経験もある守護神候補。背番号は昨年まで高橋由伸氏が背負った「24」。かつて、ナイターで試合終盤の午後8時半頃の登板が多いことから「8時半の男」と称されたリリーフの草分け的存在・元巨人の宮田征典さんもつけた番号で、原監督も同様に勝ちパターンとして期待を寄せる。

 この日のフリー打撃登板後は「初めて打者に投げたから間合いとか球種とかを確認したかった。感触は良かったよ」と振り返った。チーム内から「クッキー」の愛称で親しまれる助っ人右腕が「8時半の男」へ順調なスタートを切った。

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