【巨人】大城、故郷の那覇で二塁打…捕手争いへ「守備もしっかりやらないと」

スポーツ報知
5回2死、右中間二塁打を放つ大城(右)

 巨人の大城卓三捕手(26)が16日、故郷・沖縄で凱旋(がいせん)安打を放ち、地元のファンを沸かせた。

 韓国・サムスンとの練習試合(那覇)で5回に代打で登場。場内アナウンスで名前がコールされると、拍手指笛で大歓迎された。

 場内が盛り上がる中、左投手の初球をとらえて右中間を破る二塁打。さらに大きな歓声で祝福された。

 大城は沖縄・那覇市首里の出身。城西小では軟式野球、首里中ではSOLA沖縄という硬式野球チームでプレーした。高校から神奈川・東海大相模高に進み、甲子園で準優勝。東海大、NTT西日本を経て昨年から巨人でプレーしている。

 大城の兄の昌士さんは東海大相模高野球部で日本ハム・大田泰示外野手と同学年で、東海大を経て社会人野球の西部ガスに進んだ。大城の双子の兄・建二さんも東海大相模高、東海大までは同じ経歴で、トヨタ自動車野球部に進んだという野球一家だ。

 今年は宮崎キャンプでは2軍だったが、1軍が那覇に移動するタイミングで1軍昇格し、故郷に凱旋(がいせん)した。地元のファンの大歓迎に「うれしかったです。打つだけじゃなく守備もしっかりやらないといけないです」と阿部、炭谷、小林、宇佐見らとの正捕手争いへ、レベルアップを誓っていた。

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