【巨人】丸佳浩、20日KIA戦で陽とポジションシャッフル 5年ぶり右翼も「不安ない」

スポーツ報知
右翼でスタメンで出場する丸

 巨人の丸佳浩外野手(29)が20日のKIA戦(那覇)に右翼でスタメン出場することが19日、決まった。今キャンプでは、守備練習や対外試合2試合でも主戦場の中堅にしか就いていなかったが、今回は主に右翼の陽とポジションをシャッフルして臨むことになった。

 右翼での公式戦出場は2014年5月25日の西武戦(マツダ)が最後。「風景も変わりますし、サイドにスピンのかかった切れるような打球も来る」と話しながらも、「元々やっていましたし、実戦から離れていてもそこまで不安はないと思う」と、前を向いた。

 シーズンを見据えても、試合展開、他の選手との兼ね合いで丸が右翼を守る可能性はゼロではない。13年から6年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞している名手は、「自分ができるに越したことはないですし、それでチームが回るのであれば当然やっていかないといけない」と、うなずいた。

 守備面でも注目を浴びるが、打撃でも際立つ存在となっている。那覇キャンプ2日目のフリー打撃で高さ約22メートルの防球ネットを越える場外弾を放ったことで、5日目の17日から右中間のネット奥駐車場は打球が直撃する可能性があるため駐車禁止に。“丸警報”が発令されるなど、背番号8の一挙手一投足が注目を浴びている。

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