【巨人】菅野、オープン戦開幕は炭谷と…23日の楽天戦で初バッテリー

スポーツ報知
ブルペンで準備をする炭谷

新バッテリー 巨人の菅野智之投手(29)が、オープン戦開幕となる23日の楽天戦(那覇)で、炭谷銀仁朗捕手(31)と初めてバッテリーを組むことになった。原監督が21日に明かした。山口俊投手(31)はフリー打撃に登板し、亀井、中島に力強い直球を投げ込んだ。原監督は両右腕に「二枚看板」として期待を寄せた。

 23日の楽天戦で、菅野と炭谷がバッテリーを組むことになった。原監督が明言した。菅野は「長いイニングは投げないですけど、試合前に話して、いい時間にしたいなと思います」と、新バッテリーでの初実戦を見据えた。

 両選手が組むのは、15年の国際大会「プレミア12」以来、4年ぶり。昨年までは小林とのバッテリーが大半だったが、今季は原監督が捕手を白紙としている。相川バッテリーコーチは「今はいろいろなパターンを試して、どう戦おうか探っている時期。今後、必ずしもこうなるということでもない」と、正捕手決定ではないことを強調。原監督は「まあ、6割7割くらい仕上がっていればいいんじゃないでしょうかね」と変わらぬ信頼を口にした。

 若手投手が熱視線を送る中、菅野はブルペンで球筋を確かめながら62球を投げた。途中からは受けた大城にサインを出させて投球。「サインを出して投球に入るリズムの練習ができてなかったので」と実戦モードに入った。

 “脱力”をテーマに調整を続けてきた菅野。「やってきたことが、いきなり初実戦でできるということはほとんどない。投げてみてまた新しい課題が出ると思うので」と、あくまでも開幕戦(3月29日広島戦・マツダ)に照準を合わせている。背番18で迎える初陣へ、絶対エースが進化した姿を見せつける。(河原崎 功治)

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