【林家三平のドームすいません】ハラの内が分からない

スポーツ報知
那覇キャンプで原監督を取材する林家三平(左)

 巨人の那覇キャンプに行ってきました。なによりまずは原監督にごあいさつ。お会いするのは4年ぶりです。

 原監督「なんか出世したね。定時にきちんとテレビに出て。最初面白くなかったけど、このごろすごいよくなったよ」

 まさか、監督がしっかり「笑点」をご覧になっているとは。それに、ありがたいエールも頂戴しまして。自信がつくような、つかないような…。監督は、三波伸介さんが司会を務めていたころからの笑点ファンだそうです。

 訪問した日は韓国・KIAとの練習試合が行われました。巨人のスタメンは「名人芸」を持ってる選手がズラリ。目玉はやっぱり、丸選手ですよね。ようこそ、巨人へ。胸板が分厚くて、ただならぬ存在感です。その丸選手の打順、2番を打つとは意外です。

 原監督「でも実際(のシーズン)の打順がどうなるかは分からないよ。固定しているわけじゃないから」

 ちなみに、もし丸選手が本当にシーズンで2番を打つならば「ゲーム中盤までは(2番に)バントはない」(原監督)そうです。攻撃的な野球が見られそうです。

 もう一つ、私が気になるのは「正捕手は誰になるのか」です。原監督は、炭谷選手について「力もあるし、経験もある。覚悟を持って巨人に来てくれた」と歓迎しつつも「(正捕手は)競争。併用ではあまり使いたくない。理想を言えば、小林が7月、8月ごろに押しも押されもせぬエースキャッチャーになってくれればね」とも。炭谷選手か、小林選手か。「ちょっと(調整が)遅れている」(監督)けど、阿部選手もいます。「東海魂」あふれる大城選手もいます。正捕手争いからも目が離せません。

 原監督「人が思っているようなことはしたくないからね。人に(打順を)読まれちゃいかんでしょ」

 こう言って不敵に笑った指揮官。まだまだいろんな秘策を温めているみたい。どんな「原マジック」が飛び出すのか、今シーズンが楽しみです。

 沖縄では、他球団のキャンプも見に行ってきたので、その話は次回に。

巨人

×