【巨人】育成・加藤は丸2世!?
スポーツ報知

巨人の育成3年目・加藤脩平外野手(19)が、“丸2世”になるため、ヘルメットにフェースガードを付け始めた。
今オフから移籍してきた丸を意識し、自主トレでは右足の上げ方、バットの動きなどを研究。丸がG球場に訪れた際は一番最初にアドバイスを求めに行くなど積極的な姿勢を見せていた。
16日の3軍との紅白戦では、先制となる適時二塁打を放ちアピール。「タイミングが取りやすくなった。感じはいいです」と手応えを感じている。
だが試合後、仲間からは「フェースガードが付いてないからまだ丸さんになりきれてないな」と指摘があった。それを聞いた加藤は「そう言われたらね、付けるしかないですよ。ヘルメットは2つ持ってるんで、一つつけてもらいます」とその日のうちにスタッフにお願いし、22日のソフトバンクの練習試合で着用した。
私生活でも丸のバッティング動画を見て研究し、トスバッティングでは7種類のルーチンをまねるほどの“丸オタク”。昨年は2軍戦14試合に出場し、打率6分3厘と結果を残すことができなかった。「今年は自分も結果を出さないといけないので」と必死だ。2年連続セ・リーグMVPの師匠に少しでも近づくため、容姿までもを寄せにいっている。
◆加藤 脩平(かとう・しゅうへい)1999年3月28日、静岡県富士市生まれ。19歳。磐田東高では1年春の県大会から出場。3番・エースとして出場した3年夏は静岡大会4回戦敗退。高校通算28本塁打。16年の育成ドラフト2位で巨人入り。178センチ、79キロ。年俸300万円。