【巨人】沖縄出身の大城卓三が凱旋(がいせん)弾 3ランで逆転に成功 原監督は満面の笑み

スポーツ報知
8回1死一、二塁、大城卓三が左越え3ラン本塁打

◆オープン戦 巨人3―2日本ハム(24日・那覇)

 巨人の大城卓三捕手(26)が日本ハムとのオープン戦(那覇)で、逆転3ランとなる凱旋(がいせん)弾を放った。2点を追う8回1死一、二塁。ロドリゲスの外角高めの球を左翼席へとたたき込んだ。「ランナーを返せてよかったです。沖縄皆さんの声援にも応えることができたので、何よりも最高です。またがんばります」と振り返った。ベンチでは原監督は満面の笑みを浮かべていた。

 大城は6回に小林の代打で登場するとロドリゲスの低めの落ちる球をうまく拾って一、二塁間を破る右前安打もマークしていた。

 守備では8回に杉谷の二盗を阻止し、攻守にわたってチームに貢献した。

 大城は沖縄・那覇市首里の出身。城西小では軟式野球、首里中ではSOLA沖縄という硬式野球チームでプレーした。高校から神奈川・東海大相模高に進み、甲子園で準優勝。東海大、NTT西日本を経て昨年から巨人でプレーしている。

 大城の兄の昌士さんは東海大相模高野球部で日本ハム・大田泰示外野手と同学年で、東海大を経て社会人野球の西部ガスに進んだ。大城の双子の兄・建二さんも東海大相模高、東海大までは同じ経歴で、トヨタ自動車野球部に進んだという野球一家だ。

 今年は宮崎キャンプでは2軍だったが、1軍が那覇に移動するタイミングで1軍昇格し、故郷に凱旋(がいせん)。阿部、炭谷、小林、宇佐見らとの正捕手争いへ、猛アピールしている。

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