【巨人】原監督、25日突然休養日「選手の状況、練習の消化率などを含めて休息という練習に」

スポーツ報知
オープン戦初勝利を飾った原辰徳監督

 原監督が、異例の決断を下した。この日の日本ハム戦後、25日を休養日とすることを明かした。当初は23日から28日まで6勤で締めくくる予定だったが、突然の変更を「このところの選手のいろんな状況、練習の消化率などを含めて、明日(25日)は休息という練習にしたい、と主将に伝えました」と説明した。

 主眼は危機管理にある。第1次キャンプの宮崎は1日から12日まで5勤1休のハードスケジュール。第2次キャンプも13日に那覇入りした日も午後に練習を行うなど第1クールは5勤、第2クールは3勤となっていた。しかも天候に恵まれ、宮崎、那覇とも実戦など屋外で想定していたメニューを全て消化。阿部や岡本ら別メニュー調整を取り入れた選手も出ているだけに「室内で練習する、という機会もほとんどなく、選手も頑張って頑張って頑張り抜いて練習をやっている」とオーバーワークにつながることを懸念した。

 26日の中日との練習試合に登板する投手の一部は調整のために体を動かすが、野手陣には休養を励行する。「全体練習を軽めに、と言っても練習するとやっちゃうからな」と冗談めかした指揮官だが、選手の意欲も頼もしく感じていた。(西村 茂展)

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