【巨人】原監督、小林に熱血打撃指導「イロハニぐらいまでいった。あとはホヘト」
スポーツ報知

巨人・小林誠司捕手(29)が27日、原監督から打撃の熱血指導を受けた。全体練習で打撃練習を始めようとすると、指揮官が登場。身ぶり手ぶりを交え、バットの出し方、下半身の使い方などを細かく指導され、斜め前や真横からトスを上げてもらいティー打撃で52スイング。「教えてもらったことをしっかり確認して練習から出せるようにしたい」。宮崎キャンプ中も個別指導を受けており「その延長でもあった。プラスアルファもあるが、やっていることは同じ」と振り返った。
指揮官の期待の表れでもある。キャンプ中、紅白戦を含む実戦では9試合に出場。自慢の強肩で盗塁阻止は目立つが、打撃面では18打数2安打、打率1割1分1厘と苦しむ。
直後のフリー打撃でも助言を受けながら31スイングで安打性12本。特打では60スイングし、途中、打撃投手を務めた宮本投手コーチから2度の2連発を含む7本の豪快なサク越えを披露した。「感じはよかったと思う。継続して頑張りたい」。その後も室内練習場でマシン打撃を繰り返した。原監督は「イロハニぐらいまで、いったよ。あとはホヘトまでいかないとダメだな」と独特な言い回しで現状を語った。