【巨人】どうなる「勝利の方程式」リリーフ競争へ大江「結果を残さないと」

スポーツ報知
ダッシュする大江竜聖(左)と今村信貴(右)

 巨人の大江竜聖投手(20)が28日、那覇キャンプを打ち上げ、宮崎1次キャンプ初日から1軍で完走した。

 昨年までは1軍登板がなく、ファームで先発として経験を積んだ3年目左腕。昨秋の台湾ウィンターリーグで中継ぎとしての適性を見せ、今キャンプはリリーフ専念。実戦4登板6回2/3、打者20人連続アウトと圧巻の投球で猛アピールした。

 チームは沢村が先発に再転向した。マシソンは体調不良で来日が遅れていて開幕は厳しい状況。現状、1軍にいるリリーフ陣は新外国人のクックに吉川光、鍬原、桜井、戸根、大江、坂本工と若手中心。ここに2軍で順調に調整する上原、森福、田原、高木、池田、宮国、中川らが加わったメンバーで競争する。「勝利の方程式」を2パターンつくってローテーション制にすることを理想に掲げる首脳陣が開幕までに見極めてメンバーを固めていく。

 大きな期待がかかる大江は、1か月のキャンプを「いろいろ経験できて、実績のある方から学べる部分も多かったです」と振り返り、3月のオープン戦に向けては「結果を残さないと(1軍に)残れない。結果に1番こだわる中で、内容にもこだわってやっていきたいです」と引き締めた。

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