【巨人】マシソン来日…感染症、肝機能の数値悪化、闘病生活明かす

スポーツ報知
来日したマシソン

 体調不良のため来日が遅れて春季キャンプに不参加だった巨人のスコット・マシソン投手(35)が1日、米国から成田空港へ来日した。

 到着ロビーに笑顔で姿を見せたマシソン。体調不良の詳細を明かし、オフの闘病生活を明かした。

 「エーリキア、というバクテリア、細菌が体の中に入って感染症になってしまった。診断がくだるまでに時間がかかって、長い間、特定できなかった。担当医の一人から、もしかしたらガンじゃないか、という話もあって、精密検査を受けるためにクリスマスの日にリンパ節除去の手術を受けた。検査の結果、幸いガンではなかった。最大で入院は6日。48日間、自宅と病院で静養した。その間、40度近くの熱が続き、肝機能の数値も悪化し、なかなか治療もできなかった」

 抗生物質による治療や点滴で、体重は最大11キロ減ったが、1月中旬から再開したトレーニングで体重はほぼ戻り、現在は薬は服用せず、キャッチボールと遠投まで再開したという。

 米国で治療中には「自分の体調が良くなかった部分もあって、なかなかチームメートと連絡はできなかったけど、ヤングマンだったり、長野さんが移籍した時にメールをしたり、それぐらいです」と振り返った。

 昨年シーズン中には、左膝の手術のため渡米してそのままシーズン終了。「膝の状態は良くなっている」と強調し、「6月よりもっと前に戻りたい」と早期復帰を目標に掲げた。来日8年目。「チームは素晴らしい補強をされたし、去ってしまった人に会えないのは悲しいけど、原監督が戻られて、チームの一員として優勝に貢献したい」と巨人愛を見せていた。

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