【巨人】準硬式出身の坂本工宜が支配下契約会見「やってやろうという気持ちは人一倍強かった」

スポーツ報知
支配下契約を勝ち取り、新背番号「58」の入ったユニホームを披露した坂本工

 巨人の坂本工宜投手(24)が2日、育成契約から支配下登録され、東京D内で会見を行った。背番号は「58」に決まり、年俸は420万円(推定)。この日のヤクルトとのオープン戦(東京D)では2ケタの番号でベンチ入りする。

 今キャンプでは実戦で結果を残し、首脳陣に猛アピール。育成選手で唯一、1軍キャンプに参加した。プロ1年目は3軍、2年目は主に2軍でプレー。会見ではこれまでを振り返り、新たに決意を示した。

 「支配下はすごく難しいことでした。地道な練習や何くそっていう気持ちがあったから、支配下になれたと思っています。練習はウソをつかないという事もよくわかりました。絶対に負けないという気持ちはずっと持っていましたし、正直遊びたいなという時もあった。それにも耐えてやってきたから、今があると思っています。支配下を目指していく中で培われた耐える力、練習する体力はすごく大事ということもよく分かった。ただ、本当にまだスタートラインに立っただけ。ここからが本当のスタート。ここまでやってきた事、今の気持ちも忘れずにやっていきいたいなと思います」

 坂本工は関西学院高では外野手としてプレーも、公式戦出場はなし。関学大入学後は準硬式に入部して投手に転向し、4年春に最多勝、最多奪三振、MVP受賞した。16年育成ドラフト4位で巨人に入団した。

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