【巨人】山口、鬼門のマツダで元同僚・長野斬る「結果を大事に投げる」
スポーツ報知

巨人の山口俊投手(31)が4日、鬼門突破と天敵斬りを宣言した。5日の広島戦(マツダ)に先発予定。チームは17年から18年シーズンにかけて、マツダスタジアムで13連敗を喫した。オープン戦とはいえ、今季の敵地での戦いを左右するであろう王者との初戦に向け「しっかり抑えにいきたい。簡単に打たれたら、打者にいい感覚を与えてしまう。勝敗、打者の結果を大事にしながら投げたい」と意気込んだ。
再び敵となった男への警戒も忘れなかった。丸の人的補償で今季から広島へ移籍した長野だ。山口が横浜(現DeNA)のクローザーを務めていた11年。レギュラーシーズン最終戦となった10月22日の試合で、代打満塁逆転サヨナラ本塁打を食らった。チームメートとして戦った2年間については「困ったり、苦しい時に声をかけてくれた」と感謝しつつ、「(横浜時代は)チャンスで打たれているイメージ。(得点圏で)集中力が上がるのかなという感じ」と引き締めた。
対外試合初登板となった2月26日の中日戦(那覇)では新球チェンジアップも有効に使い、3回2安打1失点だった。「打たれる割合を減らしていきたい」。調整段階とはいえ、王者を勢いづかせるわけにはいかない。