【巨人】岡本、昨季終戦の地で雪辱 広角打法試す

スポーツ報知
広島に到着した岡本(左)と松原

 巨人の岡本和真内野手(22)が4日、昨季終戦の地でリベンジを果たす決意を示した。5日から広島との2連戦(マツダ)に向け「今年になったら関係ない。リセットして臨む」と心機一転して立ち向かう。

 昨季のCS最終Sでは、敵地・マツダで広島と対戦。好機での凡退が多く、3試合で計12打数1安打。チームは1勝もできず3連敗で日本シリーズ進出を逃した。4番としての役目を果たせず「どんな形でもチャンスで何とかかえさないと。アウトだったら意味がない。何もできなくて申し訳ない」と悔やんでいた。

 オープン戦では背中の張りで出遅れたが、ここまで2試合で6打数2安打3四球。2日の本拠地初戦となったヤクルト戦(東京D)では右翼席へ劇的サヨナラ2ランを放つなど、状態は上向きだ。「全部(の試合で)広角に打てるようにやっていきたい」と、このオフから取り組んでいる広角打法も、広島相手に通用するかを試す舞台になる。

 29日の開幕戦に向けて“プレ開幕戦”でもある試合。「大事な時に打てるようにしたい」と、同じ過ちは繰り返さないつもりだ。

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