【巨人】松井、今秋ドラフト候補からプロ初本塁打「タイミングずれていた」

スポーツ報知
巨人・松井義弥

 巨人のドラフト5位ルーキー・松井義弥内野手(18)が5日、“プロ初本塁打”を放った。

 3軍の玉川大学戦(G球場)に「6番・三塁」で先発出場。2回無死、今秋ドラフト候補・山田綾人投手(桐光学園高)のチェンジアップを高々と打ち上げ、右翼フェンス後方にあるブルペンまで運んだ。

 福岡・折尾愛真高で高校通算40本塁打し「九州のゴジラ」と称された左の長距離砲。待望のプロ1号にも「タイミングがずれていました。スイングの途中にボールがきてくれて、芯に当たって飛んだ感じです。もっとボールを見る時間を長く作りたい。うれしいのはうれしいですけど、まだまだです」と浮かれることなく表情を引き締めた。

 金属バットから木製バットへの対応という点でも、日々順応する金の卵。2打席目も変化球を右前に運んでマルチ安打としたが、今後の課題は「タイミングですね」。試合後は堂上剛裕ファーム打撃兼外野守備コーチと打撃談議を交わし、打撃のタイミングの取り方を熱心に研究していた。

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